ヤンデレ天国今聴いています、思ったよりハマりました。
なので次の更新は少し遅くなります。
木原 音瀬
蒼竜社
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―あらすじ―自分の住んでいるアパートの部屋に戻りたくない啓太(受)は
バーで知り合った杉浦充(攻)の部屋に泊めてもらう。
啓太のアパートには大きな冷凍庫がある、その部屋で寝ると悪夢を見るのだ。
そんな彼に優しく接し、好きだと言ってくれる杉浦。
杉浦の一途な想いに、ある秘密を抱える啓太は苦しみ・・・。
素直で一途な年上×秘密を抱える無口な年下
本編の秘密1、視点が別の秘密2、秘密3。
一部に攻め×脇役の描写ありなのでご注意。
感想
フナ似の人が攻めじゃなくてよかった。
一番ハラハラしたシーンだった。
なんと挿絵は咎狗の血の漫画を描いている茶屋町勝呂さんでした。
コミックスの最新刊も買ったのでこちらもいつか感想を書きたい。
作者の木原音瀬さんは重く暗い話が得意のようですね。
キャラ同士のやりとりや心理描写が上手く
少し読んだだけでも物語に惹き込まれてしまいます。
秘密を抱える啓太の緊張や苦しみは、こっちまで不安になるくらいでした。
この本の前にも何冊か読んだ事があるのですが、人間関係や心理描写が上手すぎて
一部の作品は良い意味でトラウマになりました。
WELL (Holly NOVELS)の読後感は一生忘れない。
つまり年上なのにワンコ攻めな杉浦萌えです。
続きは
秘密の感想とネタバレです。
右下の[つづきはこちら]からどうぞ。

ココから続き
タイトルにもなっている啓太の「秘密」と言うのが、
あらすじを読んだだけでもなんとなく察せます。
啓太は死体を腐らせないように冷凍庫を購入という説明で
おいおいBLの主人公が殺人かよ・・・と雲行きが怪しくなり。
啓太はよく想像の世界に浸る事が多く思い込みも激しい、という説明で
「ん?もしかしてこれって・・・」と割とすぐヲチに気づけます。
啓太だけではなく杉浦にも
秘密があります。
彼は生まれつき文字を理解できない、そして書けない障害を持っていました。
その事で厳格な父親に疎まれ、家族と縁を切られてしまった。
それがトラウマで啓太に嫌われると思った彼は
障害をずっと内緒にしていたようです。
この話の重点は秘密の解明ではなく、
秘密を抱えた二人が本当に結ばれる過程なのかな?と思いました。
最初は杉浦を単純で浅はかな奴だと内心馬鹿にしていた啓太も
次第に杉浦の一途さとテクwに絆されていく過程は萌えます!
ちなみに秘密2では杉浦の従兄弟でゲイの榎本(ちなみに受け)視点のお話になります。
杉浦の自立の協力をし、初体験の相手でもある。
しかし榎本はあくまでセフレを求めていただけで
恋人を作る気はなく杉浦は泣く泣く失恋。
啓太が初めての恋の相手という訳ではなく少し残念ですが
榎本の指導のおかげでテクだけは滅茶苦茶上手くなったようですw
恋をした相手には一途に尽くすタイプだと改めて実感。
料理にしろある程度慣れるととても上手くなるみたいだし
もしかして杉浦って天才なのでは?
先の方でも書きましたが本編は重く暗い話ですが
ラストは暖かく終わるので読後感はとても良いです。
しかし文字が読めないハンデを抱えて、ここまでやってこれた彼は本当に凄いですね。
勿論啓太や榎本の協力もあってここまで出来たわけですが。
今までの人生辛い事ばかりだった分、啓太と共に幸せになってほしいです。
弟さんとも仲直りできるといいよね。
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いつもブログ見てます(≧∇≦)
ちょっと関係ないんですが、ラッキードッグ1のゲームは何処で買ったんですか⁇
詳しく教えてくれると嬉しいです^ ^
宜しくお願いしますm(_ _)m