恐怖の12月が近づきつつあります。
アイスバーンが怖いです。
夜光 花
竹書房
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ちょっと切ない系のハピエンもの。
―あらすじ―主人公直樹(受)は、幼い頃に犯した過ちへの罪悪感から
恋人だった了(攻)の元から姿を消し、4年間各地を転々としながら暮らしていた。
しかし仕事中に運悪く了と再開してしまい・・・。
感想逃げる受け、追いかける攻めに萌え。
あらすじを読んでこんなシチュのBLもいいかも
と思い購入しましたが正解でした。萌えた!
表紙絵だけ見るとリーマンの攻めと学生の受けに見えますが
両方とも立派な社会人です。
了は会社員、直樹は花屋の店員さん
でフリーター。
花屋さんの男性ってなんとなく儚い雰囲気の印象です。
メサイアの影響でしょうか?
続きは
月を抱いたのネタバレ含んだ感想と4コマです。
右下の[つづきはこちら]からどうぞ。

ココから続き
幼いがゆえに犯してしまった罪。
せめてもの罪滅ぼしにと了の告白を受け入れる直樹。
それが余計直樹本人を苦しめる事になります。
そりゃ付き合っちゃえば了と一緒に居る事になるんだし
嫌でもあの事件を思い出すだろう事は考えなかったのか直樹。
好きでもないのに付き合うなんて逆に失礼なんじゃないのか直樹。
しかし直樹が罪の意識に苦しみ憔悴していく様子はよく描かれているなぁと思いました。
了と居るたびに思い出し、離れていても長い黒髪の女性を見ては思い出しと
直樹の胃は年齢に似合わず大荒れのような予感がします。
それに恋人の了、凄くいい人なんですよね。
基本了は直樹の嫌がる事はしないから無理強いはしないし
好きなタバコも交際中は吸っているそぶり一切見せなかったりと
直樹を本当に大事にしているから読んでいて気の毒でした。
でもやはり逃げる直樹に追いかける了のシチュは萌えます。大抵はすぐ捕まっておしおきパターンですよね。
勿論そんな展開もあります。
個人的にはもうちょっと巧みに逃げて抵抗してくれるとさらに萌えるのですが。
まあ
「もう逃げない」と約束しておいて2回も逃げ出すとなると
了が切れるのは仕方ない気もします。
肝心の直樹が子供の頃に犯した罪と
その罪への決着はだいたい予想通りでした。
事実を知らずに数十年も罪悪感を抱えて過ごすのはすさまじく辛そうです。
しかし
罪の蜜で、愛する人が抱えた罪を
自分に繋ぎ止めておくために使った水谷とはなんて違いだ…。
どっちも萌える。
という事で受けがヤンデレ逃げ回る小説ないですかね。
以下、なんとなく思いついた4コマです。
直樹の失踪前前提のお話。

オンマウスでちょっと変わります
ホラー系には定番な黒髪ロングな女性。
そういえば2も公開されているようですね。
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