漫画本同じの2冊買ってしまってヘコみました。
丸木 文華
白泉社 (2013-01-22)
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―あらすじ―何者かにレイプされた恐怖から、人間不信になった大学生の真治(受)。
高校の時からの親友、塚越(攻)に支えられて少しずつ元気を取り戻すが
真治宛てにレイプ写真の入った封筒が届く。
再びその時の事を思い出し塞ぎ込む真治だが・・・。
感想真治君が天使親友で資産家の息子×医者を目指す誰にでも優しい大学生。
今回も丸木さんらしく暗くシリアスな内容です。
本編の
motherと、攻め視点の番外編
childの2本。
人を疑わない天使のような性格の人間が
レイプをされた事により、同級生たちの悪意のある言動と行動、
大人たちの言葉の意味を深く理解する描写が印象的でした。
そりゃもう作中で何度も天使と呼ばれています。
綺麗な容姿と素直な性格に惹かれ天使と呼ぶ人も居れば
どこまでもお人よしで疑わない真治を皮肉を込めて呼ぶ人もいます。
いじめっ子の時も思いましたがやっぱり学生ものは萌えますね!
前作では無理やり系が多かったですが、今回はほぼ和姦です。
そしてエロは濃い目、特に門地かおりさんの挿絵が凄く色っぽい。
真治がエロく可愛く描かれています、塚越もマジイケメンです。
続きは
motherのネタバレ感想です。
右下の[つづきはこちら]からどうぞ。

ココから続き
今回も計算高い執着攻めが出てきます。
もうこう書くとネタバレですよね、犯人は勿論塚越です。
親友の真治から見れば気さくで優しい友達思いの友人。
だけど塚越は真治に好かれたいために、彼に良い面だけを見せていました。
最初の方で真治の「塚越は常に先回りをしていて気が利く」という説明や
「山崎は金属アレルギー」と言われていたり既に犯人の伏線は貼られていましたが。
伊織が殴られたのは事前に塚越が不良をけしかけていたり
彼女に降られたのは塚越がナンパして脅していたりとか
彼の行動は後になって気付くとゾッとしますね。
さらに彼女と行為をしているときも真治も同じ場所に
挿れていたのかと想像して興奮するほど狂ってます。
変態だー!
今回も終わり方は一応ハッピーエンド、だと思います。
幼少期に母親の愛情をまともに受けられなかったために
母に似ている真治に依存する塚越と、それを受け入れ愛すると誓う真治。
余韻の残るような終わり方でした、こういうエンドは好き。
あとchildで塚越が最後にリングを捨てようと思ったのは
今まで欲していた母性が得られたことへの現れなのかな。
この後、きっと二人は対等な恋人関係になれそうな気がします。
また、タイトルにもある通り「母」が物語のキーワードになっています。
簡単に言うと塚越って重度のマザk
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